計画停電

うたたねみかん

2011年03月24日 22:20

毎日、放射能物質について騒がれていますね。

と同時に、
毎日被爆の恐怖と隣り合わせで働く、というよりは
命をかけて戦っている、、勇敢な作業員の方々。
本当に、本当に、感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございます!


そんな中、計画停電がだんだん生活の一部となってきて、
個人的にはなじみ深い気持ちが出て参りました

特に、夜の停電。

夜は特に、使用する電気量が多い分、意識して準備が必要なことがけっこうあるんですよね。
ご飯を早めに炊いておく、とか、お風呂を湧かしておく、とか、
ろうそくと懐中電灯を用意して、携帯も充電しておく。
ま、そのくらいですが、
夕方からそわそわ気ぜわしい感じ

時間になって、
『そろそろかな、もう消えるかな』
なーんてやって、

『あっ消えた!』

『ろうそく、ろうそく』

そんな時間が、実はかなり、楽しかったりします^^

楽しい、なんていうと
被災地の人たちは食事もお風呂もままならなくて辛く苦しい生活を強いられてるのに

なんて不謹慎な!

なんて言われそうで油断すると罪悪感にとらわれそうになりますが、


私たちは元気でいて、
心を明るく照らして、
今いる場所を照らしたいと、
わたしは思います。

そして、できることはして、
後は祈る。


それが一番いいんじゃないかなぁ〜


あ、
それから計画停電で知ったこと。

キャンドルでご飯を食べたときの豊かな感じ。
私は好きです。





いつもついてるはずのテレビの雑音が消え、
代わりに家族の存在感が浮き彫りになってくる。
ひとつのろうそく、オレンジの光に包まれて、

いつもは話半分で聞いている(ごめんね)父の話も
ぐっと話に寄り添いたくなる。
ゆらゆら揺れる火の明かりは
なんだか豊かな気持ちにしてくれるし、
何よりあたたかい。

この感じは、計画停電がなかったら、
決して味あわなかったな、と思います。

きっとそんな風に感じている人、
ほかにもいそうですよね。

我が家では、
『これ、電気が通っても週一くらいでしてもいいね。』
と、話していたくらいでした

みんなが気づき始めているような気がします。
『足るを知ること』
『多くても少なくても豊かになることに、なんの関係もないこと』


これからの日本の意識の変化から、目が離せなくなりそうです。

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